★ショートストーリー.ハロウィンver.vol3★

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先輩「いやー、ハロウィン一色だね。街もオフィスも、勤怠アプリも」

 

ハロウィンまであと3日となった今日、先輩の指摘通り街のディスプレイも勤怠アプリを起動したPCディスプレイもパンプキンが溢れています。

最近では勤怠アプリに触発された事務職員メンバーで、オフィスのハロウィンデコレーションも始めました。

殺風景なオフィスに、オレンジが良く映えます。

 

なぎ「こんなにハロウィンにフォーカスしたの久しぶりですよ!社会人になってからハロウィンにテーマパーク行くとかもなくなっちゃったし。正直言って、なぎはわくわくしちゃいます!」

 

いっそのこと31日は仮装して勤務はどうかと、上司に提案するぐらいです。

もちろん却下されましたが。

 

システム部もパンプキンたちを懐柔するのは諦めたようです。

今日はドラキュラに仮装したシステム部部長のアバターがパンプキンと踊っていました。

そんな訳で、パンプキンたちのTrickは続いたままです。

 

そんな中、専務の事業所巡回が開催され、なぎたちの事務所にも専務が訪れました。

 

専務「何だこの浮き足立った雰囲気は!」

 

入室早々怒号が響き渡ります。

部長が呼び出され、専務の説教は続きます。

 

専務「最近の業績を分かってるだろうな?!こんな装飾してる暇があったら契約取ってこい!ハロウィンだと?ふざけるな!学生じゃないんだぞ!31日も通常営業だ!!」

 

なぎ(通常営業するのは分かってるもん…)

 

とは言え専務の指摘通り、ここ数ヶ月の業績はよくありません。

言い返す言葉もなく、なきだちは黙々とハロウィンの装飾を外していきました。

 

勤怠アプリのシステム部アバターもいなくなりました。

お菓子もアバターもいないパンプキンだらけの勤怠アプリは少し不気味です。

なぎたちのオフィスは殺風景な日常が戻ってきました。

 

TO BE CONTINUED…

 

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This is also my jack o'lantern.