梨木香歩『西の魔女が死んだ』 ネタバレ含むあらすじ

こんにちは、なぎさです。

こちらは『西の魔女が死んだ』のあらすじを紹介している記事です。ネタバレ含みます。

あらすじ

中学校で授業を受けていた主人公・まいに、祖母が倒れたと連絡が入った。まいは車で迎えに来た母と共に祖母宅へ向かうことに。

道中6時間のドライブ中、まいは祖母の家で過ごした2年前の日々を思い出す。

2年前、不登校になったまいは一時的におばあちゃんの家で過ごすことになった。

大好きなおばあちゃんと過ごせること、そして何より学校から離れた生活ができることをまいは喜んだ。

「扱いにくい子」と思われることを恐れていたまいに、おばあちゃんは揺るぎない愛情で接した。まいが「おばあちゃん大好き!」と言えば、英国人のおばあちゃんはいつも「アイ•ノウ」と答えた。

まいはおばあちゃんにいろんなことを話した。学校にいけなくなった理由、死んだ後の世界への不安、魂の存在、裏山のお気に入りの場所。

おばあちゃんからはいろんな話を聞いた。おじいちゃんのこと、裏山に生息する植物のこと、おばあちゃんが魔女の訓練を受けていたこと。

街では出来ないいろんな経験をした。たらいを使った洗濯、花の香りがするシーツ、庭のハーブを使った紅茶、産み立ての新鮮卵、命の生々しさを感じる体験、そして魔女の訓練。

魔女の訓練を通じて、まいは「自分で選択をすること」「自分で決めること」を学んでいく。

しばらくしたころ、パパがまいを訪ねてきた。おばあちゃんはパパを温かくもてなす。パパはまいを預かってくれているおばあちゃんに感謝しつつも、新しい土地でパパとママとまいの三人で生活を再スタートさせることを提案する。

まいはいつか来ると思っていたその日がきたことを悟る。

パパとママと東の街へ引っ越すことを決めたまい。いつもまでもおばあちゃんの家にいることは叶わないと心のどこかでは分かっていた。それでもやっぱりおばあちゃんの家を離れるのは辛かった。東の街は遠く、今までほど頻繁におばあちゃんの家へ遊びに来ることもできない。

おばあちゃんと過ごす時間が残り少なくなってきたある日、まいは「ケンジさん」のことでおばあちゃんと仲たがいしてしまう。ケンジさんはおばあちゃんのご近所さんだが、言葉も悪ければ態度も悪いため、まいは彼を嫌っていた。なのにおばあちゃんは鳥小屋の修理をケンジさんに依頼したり、ケンジさんをかばうようなことを言ったりする。

その日、まいは裏山のお気に入りの切り株に腰かけていた。その辺りはおばあちゃんの所有地であったからまいは安心しきっていた。しかしそこに現れたのがケンジさんだった。しかも何か掘っている様子である。

自分の聖地が汚されたようなショックを受けたまいは急いでおばあちゃんの家へ戻る。ケンジさんの行動を言いつけたまいに対し、「思い込みに支配されてはいけない」とおばあちゃんは言う。それでも気持ちが収まらないまいは言った。「ケンジさんなんか死んでしまえばいい」。それを聞いたおばあちゃんはとっさにまいの頬をはたいてしまう。

衝撃を受けたまいはそのまま布団に駆け込み、寝込んでしまう。まいが起きた後、何事もなかったように祖母は接してくれた。その様子にはまいへの愛情が溢れていた。まいが「おばあちゃんも感情をコントロールできないことがあるんだね」と言うとにやりと笑って見せた。

それでもわだかまりを感じたまま、まいはおばあちゃんとの別れの日を迎えてしまう。その日はママがまいを迎えに来た。まいは「おばあちゃん大好き」を言わないまま、ママの車に乗ってしまう。

あれから2年の月日が経っていた。何かと忙しく、そして何より新しい学校で友人ができたこともあって、まいは祖母の家へ行く機会を引っ越し以来持てないでいた。時間が経つにつれ、まいは祖母と良い別れ方ができなかったと反省していた。「大好きおばあちゃん」が言えなかったことを悔やんでいた。次に会えた時は絶対言おうと思っていた。

なのに、祖母は他界していた。

6時間掛けて東の街から到着した時、すでに祖母の顔には白い布が掛けられていた。

母親の鳴き声を背中に聞きながら、かつてすごした祖母の家を見回るまい。

そこでまいは、祖母の魂が肉体を脱出した証を見つける。魔女である祖母からのメッセージを見つける。そうしてやっと、まいは泣くことができたのだった。

読書感想文へのヒント

本書を読書感想文に選ぶ方が多いようですね。

『西の魔女が死んだ』を題材に書く感想文、「私とおばあちゃんの想い出」をテーマに書けば原稿用紙も埋まるでしょう。

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