★ゆとりと団塊の365日 4月★

ゆとり団塊

4月、それは出会いの季節である。

ここ総務部にも新たなメンバーが加わった。

 

部長「みんなー今日から配属の団塊さんを紹介するぞー」

団塊「どうも。本日付けで配属になりました団塊です。

今年で64歳、会社員生活最期の1年を皆さまと過ごすことが出来て光栄です。

微力ながら精一杯努めますので何卒よろしくお願い致します」

 

ゆとり(うわー、ごりごりの団塊世代。THE社畜人間がきたよ)

 

部長「こちらこそ団塊さんのご経験と知識を頼りにさせて頂きたいと目論んでおりますので、よろしくお願いします。

団塊さんは営業畑でずっと活躍されてきてな、定年前は東京支社長を勤めておられた。実は私も若かりし頃、福岡での営業時代は団塊さんにお世話になりました」

団塊「いやぁ夜な夜な中洲に繰り出した夜が懐かしいなぁ部長君。

あんなに青臭かった君がまさか部長まで出世するとは…」

部長「ははは…あー懐かしいですね。

さて定年後は長年の経験を元に営業支社へのアドバイザーを担当されていましたが、最期の1年は全く違う業務を経験してみたいということで総務部へ異動されました。

それでは団塊さんこれから1年どうぞお手柔らかにお願いします。

えーと配属はゆとりのチームです。おいゆとり!団塊さんのデスクをご案内しろ」

ゆとり「はいっ!団塊さん、どうぞよろしくお願いします」

団塊「…」

ゆとり(ちっ、このじじい…)

 

かくしてゆとりと団塊という水と油がデスクを隣にする運命となった。

波乱の一年が今、幕を開ける…!

 

TO BE CONTINUED…

 

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