『羊と鋼の森』宮下奈都 著★一人の調律師の成長ストーリーが紡ぐ、どこまでも優しい物語

こんちー、なぎさです。

今日は宮下奈都 著、『羊と鋼の森』をご紹介させてください。

あらすじ

外村は、高校2年の2学期のある日の放課後、体育館に置かれているグランドピアノを調律師が調律するのを偶然目の当たりにする。そのことがきっかけとなり、外村は生まれてはじめて北海道を出て、本州にある調律師養成のための専門学校で2年間、調律の技術を学んだ。そして、北海道に戻り、江藤楽器という楽器店に就職する。入社して5か月が過ぎた秋のある日、ふたごの姉妹の住む家で柳が行う調律に同行する。入社2年目のある日、板鳥が行う一流ピアニストのコンサートの調律に同行する。

Wikipediaより

おすすめポイント

 もうね、とにかく優しい

日々の会社員生活で荒み、疲れ、疲弊した心に、「そうだ人間ってこんなに愛おしく素晴らしい存在だったよね」と性善説を思い出させてくれる物語です。

BOOKデータベースで「祝福に満ちた長編小説です」っていうコメントがあったけど、まさにその通り!

これほど祝福に満ち満ちた物語があるでしょうか!!「祝福に満ちた小説」っていうワードを充てた担当者さんの才能にも嫉妬!

祝福に満ちた物語っていうと、成功物語とか才能から祝福されてるとか、そういうの想像する?

違うねん。

主人公は特別才能がある訳じゃなし、調律師として成功物語という訳でもなく。

人として、調律師としての成長が朴訥と描かれているんやけど。

主人公の純朴さ実直さ、周りの人たちの優しさ、調律を依頼するお客さんたちそれぞれのピアノへの想い。

そういう、雑念や打算が何回もろ過されて本当に残った純粋な感情の集まりみたいなものそういうのだけで描かれた物語やねん。

優しいのは物語だけじゃなく、装丁も、単行本のサイズも、優しい仕様になっております。

文庫本もあるけど、単行本でも持ち歩くの苦じゃない!

ちょっと!心が疲れて荒んでるそこのあなた!

『羊と鋼の森』を読んでみんしゃい!

羊と鋼の森 (文春文庫) [ 宮下 奈都 ]

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あ!

ピアノが音を鳴らす仕組みって、羊と鋼でできてるって、知ってた??

映画化 主演:山崎賢人

2018年に実写映画化。

純朴でまっすぐな主人公を山崎賢人さんが演じますよ。

きっとやさしい映画に仕上がっとるんやろな~(まだ観てない)

サウンドトラックもあります

調律師が主人公ですからピアノ演奏シーン、たくさんあります。

(もっとも、主人公は弾かないのですが)

そんな訳でサウンドトラックも出とるよ!

(しかも久石譲!)

ほんじゃあね!