こんちー、なぎさです。
今日は 阿部智里著、『発現』をご紹介させてください。

あらすじ
平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。
真相に近づこうとする者たちをあざ笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。
運命に導かれるようにしてたどり着いた先は、光明か絶望か。
NHK出版より
本作はホラーです!
ホラー読みたい人、集まれっ!
だって怖かった・・・(´Д⊂グスン
怖いホラー、ってつまりは名作だよね?
ある日突然、日常生活の中にぬるっと現れる恐怖、って感じ。
でもその現れる恐怖の存在感が半端ないの。
さらに嫌なのが「いつ現れるか分からない」って怖がりながら過ごさなきゃいけないこと
そこで主人公たちも理由を探しに行く訳ですよ、なぜこの現象が突如発現するようになったのか・・・
バッドエンドではないから、そこは安心して読んで欲しい
物語の舞台は昭和と平成
だもんで、昭和と平成を行ったり来たりします。
令和に切り替わる今の時期にぴったりの舞台じゃない?ふふふ
昭和は昭和でも、戦時と戦後直後の話。戦争のむごい話、がっつり出てきます。
令和世代は、こうやって物語を通じて戦争を知っていくんやろうか。
って、平成世代のうちらも伝聞でしか戦争を知らないけれど
ほんじゃあね!