澤村伊智『ずうのめ人形』あなたにも起こり得る理不尽な呪い

こんにちは、なぎさです。

今回は澤村伊智さん著作『ずうのめ人形』をご紹介します。

ホラーエンターテインメントです。怖いです。夜中に読んだらダメなやつです。

あらすじ

凄惨な変死体、そこから見つかった私小説の原稿。その原稿を読んだ人は「ずうのめ人形」に呪われる…?

日ごとに近付いてくる「ずうのめ人形」から逃れる方法はあるのか。

テーマは呪い

今回のテーマは呪いです。鈴木光司さんの「リング」を意識してるらしい。

オリジナル呪い「ずうのめ人形」

デビュー作のぼぎわんに続き、今回も澤村伊智さんオリジナルの化け物「ずうのめ人形」。

その名の通り人形です。装丁の通り黒髪の少女人形です。

でもね、装丁イラストみたいな可愛い感じじゃなくて、もっと不気味な感じ。

一人で寝るの怖くなるやつ。

理不尽な呪い

呪いのオーソドックスは恨みを買って呪われるパターンですよね。日本でも昔から信じられている「祟り」ってやつ。菅原道真しかり、崇徳天皇しかり。

それに比べ「リング」の呪いは無差別型だと思うのです。個人的な恨みはないけど手当たり次第呪います、みたいな。感染型呪いと呼ぼうか。

あ、でもちなみに小説版の貞子は「呪い」じゃなくて「感染」というのが正しくて実は…というのは鈴木光司さんの三部作「リング」「らせん」「ループ」を読んでね!

呪いの話に戻ります。

貞子は無差別に呪ってくるけど、でも解決策もちゃんと用意されている。ビデオを他の人に見せればいい。こんな風に逃げ道がちゃんと用意されている呪いは結構多いと思う。

ではずうのめ人形はどうかというと、逃げ道がないんですねぇ…感染方法だって、小説読んだだけで呪われちゃうし。めっちゃ理不尽じゃない?

まるで死亡率が高い感染症やね。

比嘉姉妹始め、前作キャラが登場!

前作「ぼぎわんが、来る」で登場した霊力者・比嘉姉妹が今回も登場します。

他にもちらほら、前作で出て来たキャラクターが!

とういことで、前作読んだ人はさらに楽しめる内容になっています。

澤村伊智『ぼぎわんが、来る』子供の頃に知ったあいつが、大人になった今、迎えに来た。

ほんじゃ、気になったら読んでみてね~

ずうのめ人形 /澤村伊智

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ほんじゃあね~

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