和田竜『のぼうの城』|戦時代の男のロマン!

こんにちは、なぎさです。

今日は和田竜さん著作、『のぼうの城』をご紹介します。忍城(おしじょう)の水攻めを題材にした歴史小説です。和田竜さんの小説家デビュー作でもあります。

2012年には野村萬斎主演の映画が公開されています。

動画でサクッと紹介

動画でご紹介します。4分半で終わります。

[書籍紹介]和田竜『のぼうの城』

あらすじ

時は安土桃山時代、天正18年。西日本を統一した豊臣秀吉は、関東の北条氏を討伐せんと小田原征伐を決行。北条家臣であった成田家も征伐対象であり、成田家本拠地・忍城(おしじょう)は石田三成が率いる軍勢に攻め入られる。

城主は小田原城の戦いのため不在、城代を通称「のぼう様」•成田長親が務めた。

「のぼう様」は「でくのぼう様」の略。

百姓からも「のぼう様」の相性で親しまれるでくのぼう城代は、粒ぞろいの将軍たちをまとめあげ忍城を守り切ることができるのか。

戦時代の男のロマン

現在も残っている埼玉県行田市の忍城。「忍の浮き城」という別名はこの戦いで水攻めに合ったことが由来しています。

実は成田家は、小田原の戦いが始まる前に豊臣秀吉と内通し、戦わずして降参することを知らせていました。

それではなぜ水攻めに合う羽目にあったのか・・・

それは、三成も長親も戦うことを選んだからです。つまり戦時代の男たちはロマンチストだったのよ(めっちゃなぎさの自己解釈です)

馬鹿にされて戦に踏み切る。見たい景色があるからと戦に踏み切る。戦がしたいと血がたぎるからするっきゃない。

そんな理由で始められた戦、なぎさが百姓の立場だったら「迷惑すぎるんですけど?!」と立腹しますが、まあそこは当時の男ならではのロマンがあったのでしょう。

たぎる想いに一筋に、棚ぼたの勝利はいらない、自らで掴んでこそ真の勝利。そんな男らしさが伺えます。

(でもやっぱり長親さんも三成さんも自分勝手やない?笑)

優れたリーダーとは

忍城の戦いで対峙する総大将は、豊臣軍•石田三成と、忍城を守る成田軍•成田長親です。

この2人、全く違うタイプのリーダーだった…

「俺が正しいと思ったことが世の中の道理!」安土桃山時代のジャイアン、三成。部下の貴重な進言も一喝して無視です。

対する長親は百姓からも「のぼう様」と呼ばれる木偶の坊ぶり。でもなぜかみんなに好かれてる。

百姓すら「のぼう様が戦争するって言ったんか?しゃあないなあ、兵になって助けてやるよ」と参戦を納得(?)させてしまうのです。

会社員をしていると考えずにはいられない、どちらの上司の下で働きたいか、と。

そしてどちらのリーダー像を目指すべきか、と。

ま、大事なんは自分の持ち味を最大限に活かすことかな〜

粒ぞろいの武将(と姫)

大軍勢で押し寄せた三成軍に成田勢が好戦を交えることができたのは、のぼう様だけの手柄ではありません。

優秀な武将家臣があってこそです。

成田勢の頭脳であり随一の槍の使い手•丹波。長親の幼馴染でもあって、だめだめな長親をいつもフォローしてくれています。

同じく槍の使い手、豪快豪腕巨躯で情に熱い男•和泉。

兵法を隅々まで読み尽くした若手ホープ•靭負。

さらには美女と誉れ高きながら武芸にも秀でた甲斐姫。

個性が強い武将たちの活躍も楽しんでください。あなたはどの武将が好き?

2012年映画公開

2012年には野村萬斎さん主演の映画が公開されていますね。

ちょい役と思われるところにも名の知れた俳優やタレントが起用されていて、まさに豪華共演映画です。

当時は大ヒットした映画だったみたい。

ちょっと気になる。観ようかな。

オフィシャルサイトhttps://www.asmik-ace.co.jp/lineup/1293

ほんなら気になったら読んでみいね。

この時代特有の熱い想いが好きだって言うあなた!めっちゃおすすめやで!

ほんじゃあね!

のぼうの城/和田竜

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