おすすめファンタジー小説30選

こんにちは、なぎさです。

本記事では独断と偏見によるおすすめファンタジー小説をご紹介します。

ファンタジーというジャンルゆえ、児童小説も多いです。お子さん、お孫さんの読書用にもぜひどうぞ。大人も子供も楽しめるのがファンタジーの素敵なところです。

おすすめファンタジー小説 早見表

タイトルをクリックするとAmazonの詳細ページを確認できます。

タイトル著者刊行年
エルマーのぼうけんルース・スタイルス・ガネット1963
ナルニア国物語C・S・ルイス1966
モモミヒャエル・エンデ1976
はてしない物語ミヒャエル・エンデ1982
冒険者たち斎藤 惇夫 1982
十二国記シリーズ小野不由美1991
デルフィニア戦記茅田砂胡1993
守り人シリーズ上橋菜穂子1996
勾玉三部作萩原規子1996
鬼の橋伊藤遊1998
カラフル森絵都1998
レッドウォール伝説ブライアン・ジェイクス1999
ハリーポッターJ・Kローリング1999
ネシャンサーガラルフ・イーザウ2000
肩胛骨は翼のなごりデイヴィッド・アーモンド2000
西の善き魔女萩原規子2001
ダレン・シャンダレン・シャン2001
盗まれた記憶の博物館ラルフ・イーザウ2002
彩雲国物語雪乃紗衣2003
狐笛のかなた上橋菜穂子2003
夜のピクニック恩田陸2004
NO.6あさのあつこ2006
RDG萩原規子2008
鹿の王上橋菜穂子2014
八咫烏シリーズ阿部智里2015
図書館の魔女高田大介2016
あやしの保健室染谷果子2016
火狩りの王日向理恵子2018
隣のずこずこ柿村将彦2018
雲上雲下朝井まかて2018

※刊行年は日本での刊行です。

おすすめファンタジー小説30選

日本での刊行年順にご紹介していきます。

『エルマーのぼうけん』 ルース・スタイルス・ガネット

エルマーのぼうけん [ ルース・スタイルス・ガネット ]

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どうぶつ島に囚われているりゅうの子供のはなしを聞いたエルマーは、りゅうを助けるための冒険へ。エルマーはりゅうを、無事に助けることができるのか?

世代を超えて子供を魅了してやまない冒険記。動物と繰り広げる冒険は楽しく愉快でわくわくがいっぱい!

そして何より、子供が憧れる生き物「りゅう」と冒険できるファンタジーなんて素敵じゃないですか。

お子さまの長編読書デビューにぜひどうぞ。

『ナルニア国物語』C・S・ルイス

ライオンと魔女-ナルニア国ものがたり1 / C・S・ルイス

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リンゴの木から作られた衣装ダンス、その奥に広がる別世界「ナルニア国」。ナルニア国にいるのは偉大な知恵者・ライオンや心優しいケンタウロス。そしてナルニア国を治めるのは、人間の子供。

ナルニアへ入れるのは、子供だけ。

有名な『ライオンと魔女』から始まる、ナルニア国を舞台にした全7巻。現在も全世界で愛されている王道ファンタジーです。

ナルニアへ入ったこどもたちと壮大な冒険に胸をときめかせましょう。

小・中学生のお子様にもおすすめです。

『モモ』ミヒャエル・エンデ

モモ ミヒャエル・エンデ/作 大島かおり/訳

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言葉巧みに人間から時間を奪う「灰色の男たち」。そこに立ち向かうのは無口で小さい女の子・モモ。誰もモモがどこから来たか知らない、いつの間にか広場に住み着いていた。モモはそこにいるだけで皆から好かれていた。

果たしてモモは灰色の男たちから時間を取り戻すことができるのか。

ファンタジーとしても読めるし、社会風刺的な要素も強いです。大人が読んでも考えさせられる物語です。もちろん子供も楽しめます。

本作は刊行が1976年。しかし灰色の男たちは現代でも勢い衰える様子がありませんね…

『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ

はてしない物語 /ミヒャエル・エンデ

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いじめっ子から逃げるために飛び込んだ古本屋、そこでバスチアンは『はてしない物語』を見つける。どうしてもその本が欲しくなった彼は盗んでしまう。学校の物置で盗んだ本を開くバスチアン。その物語の中でアトレイユの冒険が始まる。

現実と物語の密接な関係を教えてくれる物語です。壮大なスケールで描かれた世界観に飲み込まれます。

本作は単行本での購入をおすすめします。まるで自分がバスチアンと同じ境遇にあるかのようにわくわくしますよ。

理由は、読んで確かめてみてくださいね。

『冒険者たち』斎藤 惇夫

冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間 [ 斎藤惇夫 ]

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ドブネズミのガンバは、安全で食べ物に困らない自分の住処が大好き。そんなガンバがしばらく住処を空けて冒険へ出ることに。

白イタチのノロイが率いるイタチ軍団から逃げ惑うガンバたち。絶対に諦めない粘り強さ、強大な相手に立ち向かう勇気、そして仲間たちとの絆。小さいネズミたちが繰り広げる、大きい感動の冒険記。

『ガンバの冒険』の名で知っている方も多いのではないでしょうか?

ネズミたちから勇気と感動をもらう物語、是非あなたも体験してくださいね。

十二国記シリーズ 小野不由美

月の影 影の海(上巻) 十二国記 (新潮文庫) [ 小野不由美 ]

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十二の国からなる異世界を舞台にしたファンタジーです。文庫ごとに違う国を舞台にしているため、どの本から読んでもあらすじが分からない、ということはありません。

とは言え個人的にはシリーズ第一弾の『月の影 影の海』から読むことをおすすめします。十二国の世界観が理解しやすいです。

十二国では「麒麟」という独特の存在がキーパーソン(厳密にはパーソンではない)。そして何ともこの麒麟が魅力的なのです。各国の麒麟について語りたいところですが長くなるので止めておきましょう。

主人公の冒険と共に読者も成長できる小説です。ティーンエイジャーにはぜひ読んでいただきたい物語、十二国記シリーズです。

デルフィニア戦記 茅田砂胡

放浪の戦士 デルフィニア戦記1 [ 茅田砂胡 ]

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追い詰められた放浪の戦士・ウォルを助けたのは、孤独な戦士・リィだった。二人の戦士の出会いはデルフィニア国を、さらには大陸の運命を大きく変えていく。

主人公とその仲間たちがとにかく強くていい人たちなので安心して読めます。もちろん苦難や試練は多々あるのですが、ハッピーエンドを信じて読めます。

戦記ですが重苦しい雰囲気はなく、一癖も二癖もあるキャラクターが繰り広げるコミカルな会話は、読者を楽しませてくれます。

全十八巻、さらに外伝も含めるともっとります、異世界ファンタジーにどっぷり浸かりたい方におすすめです。

守り人シリーズ 上橋菜穂子

精霊の守り人 [ 上橋菜穂子 ]

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『精霊の守り人』から始まるシリーズ全10巻。

精霊界と人間界が密接に交わる独自の世界で、女用心棒・バルサを中心に物語が展開します。

自然の魅力や農民の心温まる暮らしに「ほっ」とする一方で、民族間の軋轢、人間の嫉妬や欲望の生々しさにひやりとさせられる物語です。

勾玉三部作 萩原規子

空色勾玉 [ 荻原規子 ]

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『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』の3作からなるシリーズです。

いずれ物語も日本の神話・史実が元になっています。悲しくも綺麗で儚い物語です。

『空色勾玉』はイザナミ・イザナギの神話、『白鳥遺伝』はヤマトタケル、『薄紅天女』は蝦夷討伐で有名な坂上田村麻呂がモチーフです。

「勾玉三部作」と呼ばれるだけあり、いずれの物語も同じ勾玉が登場します。この物語の影響で勾玉をせっせと集めたのはいい思いです。

日本神話・日本史好きの大人にはもちろん、日本史を習う前のお子さんもファンタジーとして楽しめます。

『鬼の橋』 伊藤遊

鬼の橋 [ 伊藤遊 ]

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小野篁(おののたかむら)という平安時代に実在した文人を主人公にした物語です。

少年・小野篁は妹を亡くし、失意と自責の日々を過ごしていました。そしてある日、妹が落ちてしまった古井戸から冥界の入口へ行ってしまいます。冥界の入り口では成仏できていない征夷大将軍・坂上田村麻呂(上記の『勾玉シリーズ』でもでてきましたね!)が鬼から都を護っているのでした。

心にわだかまりを抱えた登場人物たちに、寄り添いながら読む本です。少し切なくも、優しい気持ちになります。

本作は児童小説です、読書に馴染んでいる子なら小学生高学年から読めると思います。

そして、忙しく殺伐とした日々と過ごす社会人の皆さんにも必要とされている物語です。

『カラフル』 森絵都

カラフル (文春文庫) [ 森 絵都 ]

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死んだ「僕」の魂は生前の罪により輪廻のサイクルから外されていた。が、天使業界の抽選に当たり復活のチャンスを得る。輪廻に戻るための条件は「自殺未遂をした少年・真の体にホームステイしつつ、生前の罪を思い出す」というものだった。

「僕」を通じて見る少年・真の人間関係がホームステイの影響により少しずつ変化していきます。

刊行から20年が経った現在も中高生からの支持が高い本作。平和な時代だからこそ、ティーンエイジャーが抱える屈折を描き出しています。

人間関係に疲れちゃったそこのあなた、本作を読んで涙を流しませんか?ちょっとは楽になるかもよ。

『勇者の剣 レッドウォール伝説』 ブライアン・ジェイクス

勇者の剣 レッドウォール伝説/ブライアン・ジェイクス

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赤い壁に守られたレッドウォール修道院。そこではネズミたちが平和に暮らしていた。しかしある日、凶悪なドブネズミたちがその平穏な暮らしを破る。ドブネズミたちを倒すには、伝説の勇者・マーティンの剣が必要である。修道士ネズミ・マサイアスは剣を手に入れ、レッドウォールを護ることができるのか。

上記でご紹介した『冒険者たち』が和製ネズミ冒険記なら、こちらはイギリスのネズミ冒険記です。

主人公ネズミのマサイアスが、謎を解きながら勇者の剣を探し求めます。

アーサー王伝説を感じさせるような、騎士道精神とロマンに溢れた物語です。

小学生中学年頃から読めると思います。

ハリーポッターシリーズ J・Kローリング

文庫版 ハリー・ポッターと賢者の石 [ J.K.ローリング ]

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言わずと知れた魔法界ファンタジー!

私たちと同じ人間界に暮らすハリーが、ある日魔法学校からの入学連絡を受け取る。「9と3/4番線」ホームを抜けると、そこは本当に魔王界だった。

人間界と表裏するように魔法界があるなんて、わくわくしちゃう。

現在も老若男女問わず人気を誇るハリーポッターシリーズ、読書を始めるきっかけに、いかがですか?

『ネシャンサーガ』 ラルフ・イーザウ

ネシャン・サーガ(1) ヨナタンと伝説の杖 /ラルフ・イーザウ

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ある日不思議な杖を見つけたヨナタンはネシャンを救う旅へ発つことになる。

「ネシャン(涙の地)」と呼ばれる土地で生きる・ヨナタンと、スコットランドで生活する少年・ジョナサン、二人の少年の世界が交錯しながら物語は進んでいく。

果たしてヨナタンは世界を救うことができるのか、そしてジョナサンは彼にとっての現実世界へ戻ることができるのか。

現実とファンタジー世界の交錯というところが、上述のミヒャエル・エンデ著作『はてしない物語』を思い出させます。さらにエンデ自身も『ネシャンサーガ』を絶賛、本作の世界的ヒットのきっかけを作りました。

ちょっと理屈っぽくて読み難いところもありますが、壮大な世界観はファンタジーファンを楽しませてくれます。

『肩胛骨は翼のなごり』 デイヴィッド・アーモンド

肩胛骨は翼のなごり [ デイヴィッド・アーモンド ]

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引っ越したばかりの一軒家、庭にある壊れかかった納屋。「ぼく」はそこで、人間でも人形でもない、ハエやネズミを食べて生き永らえている、不思議な存在を見つける。

謎に包まれた「彼」と、純真な子供の交流を描いた心温まる綺麗な物語。

現実の中に潜むファンタジーです。お子さんが読むのにおすすめです。(だけど読後に納屋に忍び込むかもしれないから気を付けて)

小学生くらいのお子さんを持つお母さん・お父さんも読んでみてください、感動しますよ。

『西の良き魔女』 萩原規子

西の善き魔女(1) セラフィールドの少女 [ 荻原規子 ]

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星の研究をする父と、片田舎で暮らす少女・フィリエル。しかし亡き母の首飾りを付けて舞踏会へ参加したことから、彼女の運命が大きく動き出す。

女王後継の争いに巻き込まれ、さらにはこの世界の成り立ちに関する秘密に触れるフィリエル。

彼女はどのように国を、世界を変えていくのか。

少女の冒険記としても楽しめるし、世界の謎を解き明かすミステリーファンタジーとしても楽しめます。謎が謎を呼ぶ展開にわくわくしました!

『ダレン・シャン』 ダレン・シャン

ダレン・シャン 1〔小学館ファンタジー文庫〕 [ ダレン・シャン ]

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ある日訪れたサーカスがきっかけで、少年・ダレンシャンは数奇な運命をたどる。親友の命を救うためバンパイアになったダレンの冒険が始まる。

なんと著者は主人公のダレン・シャン。自伝ということでしょうか。

こんな世界がどこかにあるなんてわくわくしちゃいますね。

でも『ダレン・シャン』の特徴は、わくわくして楽しいことばかりじゃないってこと。悲しい出来事や苦しい試練がダレンを襲います。

少し影を感じる元人間のダレンと、不思議な冒険をしませんか?

『盗まれた記憶の博物館』 ラルフ・イーザウ

盗まれた記憶の博物館 (上) ラルフ・イーザウ

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記憶が勝手に書き換えられていることに気付いた天才双子コンビ。記憶を取り戻すため、時空を超えた歴史の冒険に挑む。

先述の『ネシャンサーガ』と同じ作者です。こちらの方が文章が柔らかくてかなり読み易いです。

歴史が好きな方は親子でどうぞ!

『彩雲国物語』 雪乃紗衣

彩雲国物語 1/雪乃紗衣

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貴族のお嬢様でありながら貧乏苦労が絶えない少女・秀麗。そんな彼女がひょんなことから王の教育係兼、仮のお后様になる。この出来事をきっかけに彼女は官吏になる夢を叶える。そして王・劉輝を助けるべく、理想の国政を胸に、秀麗は彩雲国を駆け巡る。

軽妙でコミカルな掛け合いで楽しく読ませてくれます。

一冊目を読了したときはラブコメかな?と思ったもののそんなことはありません、少女の成長物語であり、夢を追い続け戦う人たちの胸が熱くなる物語です。

巻数を重ねるうちに濃厚さが増していきます。ですがテンポの良さは1巻目そのままに、気付いたら本編18巻、あっというまに読み終わっています。

最終巻を閉じた時、これまで秀麗が駆け抜けた道のりを想い思わずぼぅとしてしまう、そんな余韻が残る物語です。

こんにちは、なぎさです。 今日は、夢中になり且つさくさく読める長編小説、雪乃紗衣さん著『彩雲国物語』をご紹介させてください。 ...

『狐笛のかなた』 上橋菜穂子

狐笛のかなた [ 上橋菜穂子 ]

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使い魔の狐・野火は、人の思いが聞こえる「聞き耳」を持った少女・小夜と出会う。孤独な二人は、因縁と呪いの争いに巻き込まれていく。

月夜の情景が目に浮かぶような可憐できれいな物語。

なのに、胸が締め付けられるように切なくなります。

俗世に疲れたあなたに、おすすめの一冊。

『夜のピクニック』 恩田陸

夜のピクニック /恩田陸

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北高の伝統行事「歩行祭」。全校生徒が夜を通して80キロを歩く。

星空の下、少年少女は何を語らうのか。

高校生活最後の「歩行祭」に臨む貴子は、秘密を清算できるのか。

ファンタジーなのか?ファンタジーですよ!日常の中の小さな非日常。もっとも身近なファンタジー、夜の歩行祭。

本書はまさに青春小説です。ぜひとも高校生の皆さんは読んで、胸を焦がしていただきたい!

『NO.6』 あさのあつこ

NO.6(ナンバーシックス) #1/ あさのあつこ

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理想都市《NO.6》で最高エリートととして育てられてきた紫苑。しかし、あるあらしの夜、ネズミと名乗る少年を助けたことから彼の生活は変わってしまう。

何もかもが快適に整えられた理想都市《NO.6》と、その外に広がる退廃した世界。都市の内と外を行き来する二人の少年は、理想都市の真実に近付けるのか。

SFファンタジーです。《NO.6》に関する真実が気になって仕方なくて、一気に読んでしまいました。そして何よりネズミが魅力的です。そしてネズミと一緒にいる時の紫苑も魅力的です。

全然BL小説じゃないけど、BL好きな人も楽しめると思う。ネズミと紫苑ペアが好きになったら、絶対ラストまで読むことをお勧めする!!!

『RDG』 萩原規子

RDGレッドデータガール はじめてのお使い [ 荻原 規子 ]

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熊野古道の一角にある玉倉神社で泉水子は育った。しかし高校は幼馴染の深行と共に東京へ行くことに。ただでさえ不安を感じている泉水子に「姫神」の出現を始めトラブルが襲い掛かる。

初めて知らされる一族の秘密。山伏一族である深行の役割、そんな深行と仲良くできない泉水子。

現代都会の中で、古代の力が動き出す。

現代ファンタジーって身近でわくわくしますよね。山伏や熊野古道といった日本ならではの要素も楽しめます。

そして何より深行がかっこいい。

泉水子と深行の関係も、はらはらどきどきしながら見守って下さい。

『鹿の王』 上橋菜穂子

鹿の王 1 (角川文庫) [ 上橋 菜穂子 ]

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犬の群れが炭鉱を襲撃し謎の病が流行、多くの犠牲者を出した。病に罹患したにも関わらず生き延びたヴァンは、同じく生き残った赤子を連れて炭鉱を抜け出す。病収束のため派遣された医術師・ホッサルは、病から生き延びた者がいることを見抜く。

数年後、ユナと名付けた赤子と暮らすヴァン。ヴァンには病の後遺症が残っていた。やがて訪れる危機に彼らは立ち向かっていく。

大自然を感じる異世界ファンタジーです。

多民族国家ゆえの民族間の争い、策略も読み応えがあります。

「黒狼熱」という病から始まる異世界ファンタジー。各民族の想いと策略が交錯します。2015年本屋大賞受賞作。

八咫烏シリーズ 阿部智里

烏に単は似合わない [ 阿部 智里 ]

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人型に変身できる八咫烏世界の話。彼らの本来の姿は三本足の八咫烏だが、普段は人の形を取り生活している。

今代の「金烏」は八咫烏の世界を守ることができるのか。

和風ファンタジーです。読みやすいしストリー展開もスリリングでのめり込んでしまう。

特に1作目の「烏に単は似合わない」ではどんでん返しにやられてしまいました。若宮の后の座を巡って4人の姫君がせめぎ合うのですが、まさかのラストです!

2作目以降も大変面白い。八咫烏界の成り立ちが解き明かされていきます。さらには私たち人間界との関りも見えてきます。

ファンタジーはあまり読まないというあなた、デビューに読んでみてはいかがでしょう?

『図書館の魔女』 高田大介

図書館の魔女 第1巻 /高田大介

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大陸最古の図書館を統べるのは声を持たない少女・マツリカ。少年・キリヒトは彼女の声として仕えることに。

図書館の知識をほしいままにするマツリカは、その頭脳と大胆不敵な行動を以て、国の窮地を救うことができるのか。

著者は言語学者と言うだけあって、言葉に関する論述が多いです。「そいういう考え方もあるのか!」と思うこともあれば、難しくて理解できないことも…笑

そしてマツリカが大変素敵な魔女です。あなたも惚れること間違いなし。

少女でありながら物怖じしない不遜な態度は、読んでいて胸がすきます。

『あやしの保健室』 染谷果子

あやしの保健室1 あなたの心、くださいまし [ 染谷果子 ]

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新しく来た保健室の先生は、なんかちょっと「あやし」い雰囲気。だけど嫌なことがあって逃げ込んだ保健室は落ち着くし、先生は特性アイテムですぐに解決してくれる。だけど先生の言いつけをちゃんと守らないと…

小学校保健室を舞台にした不思議な物語。保健室の先生は人ならざる存在で、子供の心の欠片を集めるために人間界で働いています。

本作は一話ごとに保健室へ来る子供が変わるので、短編集としても読めます。

読書初心者の小学生のお子様にとてもおすすめです!

『火狩りの王』 日向理恵子

火狩りの王〈一〉 春ノ火 [ 日向理恵子 ]

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人類最終戦争後の世界。人は、火に近付くと身体が発火してしまう生態になっていた。人類が安全に使える火は、「炎魔」を狩って得るしかない。

勝手に村の外へ出た灯子は、炎魔に襲われてしまう。そこを救ってくれたのは「火狩り」だった。しかし火狩りは死んでしまい、灯子は残された犬を連れて帰る。そして犬を火狩りの家族に返すため、村を出ることになる。

独特の世界観を以て描かれるファンタジーです。次に何が起こるのか、どんな世界の秘密が解き明かされるのか、わくわくしてしまいます。

が!本作はまだ2巻までしか発売されていません!(2019年7月現在)

続きが気になって仕方ない…!

ちなみに装丁と挿絵は『十二国記』と同じ山田章博さんです。

火狩りの王 日向理恵子 著 わくわくする異世界ファンタジー

『隣のずこずこ』 柿村将彦

隣のずこずこ [ 柿村 将彦 ]

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突然村に現れた信楽焼の狸と美女。「1ヶ月後にみなさんはこの狸によって殺されてしまいます」村に伝わる伝説が現実になったとき、1ヶ月後に向かって村人たちはどうするのか?

現代ファンタジーです。緩くてのほほんとしたペースで物語は進みますが、結構シュールな内容です。

そして衝撃のラスト!あなたはこのラストをどう思う??

柿村将彦『隣のずこずこ』日本ファンタジーノベル大賞受賞作。緩いのに衝撃的な社会風刺。

『雲上雲下』 朝井まかて

雲上雲下 [ 朝井まかて ]

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みなさんは、昔話は好きですか?「むかし、むかし…」で始まる童話たちのことです。

本作にはたくさんの昔話がでてきます。それらが絡み合って新しい形になって、現代に生きる私たちの胸にそっと寄り添います。

話して聞かせてくれた声を思い出しながら、ノスタルジーに浸りませんか?

やっぱり物語はいいなぁって。読書以外でも、あなたのそばに物語はたくさんあるのです。

読みたい本は見つかりましたか?

素敵なファンタジーに出会えたら、この記事は随時更新していきます。

記事を書いている内に「そういえばこれ読んでないな」という名作をたくさん見つけました。読みたいファンタジーがある間は前向きに生きていけそうです。

見てくれてありがとー!ほんじゃあね!

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