おすすめホラー小説20選

こんにちは、なぎさです。

本記事では独断と偏見によるおすすめホラー小説をご紹介します!

ほんのりホラーから猟奇ものまでご堪能あれ。

おすすめホラー小説早見表

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タイトル著者刊行年
キャリースティーヴンキング1975
リング鈴木光司1991
死国坂東 眞砂子 1993
らせん鈴木光司1995
魍魎の匣京極夏彦1995
家族狩り天童荒太1995
仄暗い水の底から鈴木光司1996
屍鬼小野不由美1998
黒い家貴志祐介1998
ループ鈴木光司1998
六番目の小夜子恩田陸1998
ハンニバルトマス・ハリス1999
姉飼遠藤徹2003
夜市恒川光太郎2005
Another綾辻行人2009
悪の教典貴志祐介2010
残穢小野不由美2012
ぼぎわんが、来る澤村伊智2015
ずうのめ人形澤村伊智2016
恐怖小説 キリカ澤村伊智2017

※刊行年は日本での刊行です。

おすすめホラー小説20選

『キャリー』 スティーヴンキング

キャリー改版 (新潮文庫) [ スティーヴン・キング ]

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キャリーには生まれつき不思議な力があった。思春期を迎え、狂信的な母やクラスメイトのいじめに耐えられなくなったキャリーは、力を解き放つ。

巨匠スティーヴンキングの処女作。映画でこの物語を知った方も多いのではないでしょうか?

何とも言えない不気味さ、うすら寒さが全体に漂う物語です。

が、同時に青春小説でもあります。でもとっても悲しい青春小説です。

ただ怖がらせるだけじゃない、思春期の残酷さ、純真さが生む悲しみを描いています。

『リング』 鈴木光司

リング /鈴木光司

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苦悶の表情を浮かべた変死体。彼らはいったい何を見たのか。記者の浅川は一本のビデオテープを手に入れる。そこには何が映っているのか。

こちらもあらすじは映画で知っている、という方が多いのではないでしょうか?

「映画は怖くて見れなかった…」という方!小説なら大丈夫です!そこまでおどろおどろしいシーンありませんでしたから!

そして本作を読んだ方は続編の『らせん』『ループ』を読むことも強くおすすめします。山村貞子の存在が解き明かされますよ。

『死国』 坂東 眞砂子

死国/坂東眞砂子

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四国八十八ケ所の霊場を死者の歳の数だけ逆に巡ると、死者が甦る。娘を蘇らせたい一心で巡る母、達成した時、何が起こる?

四国八十八ヶ所巡りを逆順に回る「逆打ち」は本当にあるみたいですね。でもそれは「苦労して巡ることでより深い徳を授かれる」というもの。さらにこのタイトル。四国の人怒ったやろなあ…

前半は田舎・因習という二つのホラー要素のおかげでそわそわします。ひんやりとした怖さ。

しかしラストはなんとも切ないです。今も胸にある亡き人への想いはどうすればいいのか、考えさせられます。

『らせん』 鈴木光司

らせん[ 鈴木 光司 ]

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変死体の解剖を担当した安藤は、その死体に「呪いのビデオ」が関連していると聞く。半信半疑ながら浅川という記者が残した、ビデオ調査に関する手記を手に入れる。そんな安藤の前に「山村貞子」なる人物が現れ…

上記『リング』の続編です。

安心してください、井戸からおどろおどろしく登場する山村貞子はいません。登場する彼女はちゃんと人の腹から産まれました。結構不気味な誕生だったけど…

ミステリー要素もあっておもしろいですよ。

夜道、後ろを振り返れないような怖さはありますけどね。

『魍魎の匣』 京極夏彦

魍魎の匣 (講談社文庫) [ 京極夏彦 ]

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集中治療を受けていたはずの患者が、医学研究所から消えた。バラバラ殺人事件と謎の宗教、そして失踪した患者の関連性とは?

不気味!不気味なホラーです!

描写も不気味だし、バラバラ殺人事件も謎の宗教も不気味。

一番不気味なのは、不気味な思想に取り付かれた人間。

『家族狩り』 天童荒太

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以前から問題を抱えていた一家が死亡した。家族を殺してから自殺したかのような現場に、誰もが一家心中と片付けた。しかし、連続殺人事件の可能性が-。

家族の崩壊は殺すことによってしか止められないのか?

おどろおどろしい殺人現場、作中の刑事につられてこちらまで吐き気を催しそうです。

完全犯罪を暴くホラーミステリーとしても読めますがそれだけではありません。

家族のあり方、親子の向き合い方を問う物語です。「殺してやりたい」へ行きつくまでに手立てはなかったのか。

一番身近だけど難しい問題「家族」。向き合う勇気を、この小説から得ませんか?

『アイズ』 鈴木光司

アイズ [ 鈴木 光司 ]

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覗いている・覗かれているがテーマの短編集。「本当にあった怖い話」を取材して書かれた。

取材が基に掛かれているので当然と言えばそうですが、リアリティ溢れる物語ばかりです。現実に、あなたの身の上に起こってもおかしくない恐怖。…怖いですね。

知らないうちに死んだ同級生におびき寄せられていた、『鍵穴』はぞっとしました。

『屍鬼』 小野不由美

屍鬼 1 /新潮社/小野不由美

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丘の屋敷に外から人が引越してきた。その夏、村では死人が続出。土葬が伝統になっているこの村では、今日も村人たちが土を掘る。

埋葬したはずの死者はどこへ消えたのか、そして引越してきた一家との関連は?

スティーヴンキングの『呪われた町』に影響を受けて書かれたこちらの小説、確かに舞台設定はよく似ています。

が!似て非なるもの、むしろこちらの方が読み応えあります。

『呪われた町』では吸血鬼が殺されることに感慨はなく、むしろ絶対的な悪=吸血鬼だったから「どんどん倒して!」という気持ちで読みました。

本作は違います。人ならざるものになった後も、彼らは元人間なんです。心はあるんです。でも、人間を糧にしないと生きていけない。

この苦悩の何と深き事。

物語も後半になると、生きている人間たちに恐ろしさを感じます。

本作はただのホラーじゃありません、ヒューマンドラマです。

『黒い家』 貴志祐介

黒い家 /貴志祐介

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保険金殺人を疑う保険会社員の若槻は、独自に事件の調査を始めた。死んだ子供の母親を調べるうちに恐ろしい事実が浮かび上がる。

「ドアを開けたら何か襲ってくるかも」という純粋な(?)恐怖を味わいました。

しばらくは家にいても物音や気配に怯えることになりますよ、覚悟して読んでください。

『ループ』 鈴木光司

ループ (角川ホラー文庫) [ 鈴木光司 ]

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電子世界の架空プログラミング「ループ」。世界中で多発する「ヒトガンウイルス」とループに関連性を見出した二見は調べをすすめるが、やがてループと自身の驚くべき関係を知る。

上記、『リング』『らせん』の続編です。本作を以て山村貞子の謎が解明されます。

ホラーファン、映画『リング』ファンはこの結末を歓迎しないかもしれないですが、私はこういう展開が好きです!

ホラーと言うよりSFです。「貞子が怖くて眠れない」という方は『らせん』『ループ』を読みましょう、怖くないということが分かりますよ!

『六番目の小夜子』 恩田陸

六番目の小夜子 / 恩田陸

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高校に伝わる伝説「サヨコ」。今年は六番目のサヨコが選ばれる。そこへ転入してきた「津村沙世子」。謎の転入理由と彼女の過去、そして進められるサヨコのしきたり。彼女はいったい何者なのか。

おどろおどろしさはないけれど、背筋をひんやりさせるような雰囲気があります。

ミステリーとしても大変面白いです。

『ハンニバル』 トマス・ハリス

ハンニバル 上巻/ トマス・ハリス

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FBI捜査官のクラリスは、ある銃撃戦での対応で世の中からも、組織内部からも批判を受けていた。そんなクラリスにかつて捜査協力で知り合った殺人犯、ハンニバル・レクター博士から慰めの手紙が届く。レクター博士の所在を知ったクラリスは逮捕に向けて調査を始める。

クラリスはレクター博士を逮捕できるのか、それとも天才精神科医レクターの手中に落ちてしまうのか。

こちらも映画で知っている方が多いのではないでしょうか。映画と違わず、レクター博士は知的で紳士で、時に残虐で、魅力的ですよ。

本作の見どころはレクター博士がいかにしてクラリスを手に入れるか。

映画とは違う、衝撃的な結末を是非小説で読んでください。

どうして映画は違う結末にしたのかしら。このシーンを映像化するのは強烈過ぎるのかしら…

『姉飼』 遠藤徹

姉飼(あねかい) /遠藤徹

初めて「姉」を見つけたのはお祭りの縁日だった。身体を串刺しにされ暴れて鳴いている「姉」。「姉」に魅せられた「僕」の狂気の物語。

タイトルにもなっている『姉飼』を含む短編集。

とにかくこの『姉飼』のインパクトがすごい。よくこんな「姉」の存在思いついたね…狂気としか言いようがないです。

『夜市』 恒川光太郎

夜市/恒川光太郎

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「夜市」の開催は、入る資格がある者にしか知らされない。市の開催を感じた裕司は、同級生・いずみとともに訪れる。

摩訶不思議な商品が並ぶ夜市、帰る方法は、一つだけ。

ホラー大賞を受賞した作品ですが、ファンタジーに近いです。

妖怪ファンタジーですね!ノスタルジーを感じさせる独特の雰囲気で素敵。

「血なまぐさいのは苦手」という方も安心して読めるホラーです。

『Another』 綾辻行人

Another(上) (角川文庫) [ 綾辻 行人 ]

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夜見山北中学に伝わる「呪い」。謎のクラスメイト、ミサキ・メイ。やがてクラスメイトたちの恐れは現実となり、次々と死者が出る。紛れ込んでいるのは、だれ?

学校に以前から伝わる「呪い」とそれを忠実に守る生徒たち。設定は上記の『六番目の小夜子』を思い出させます。

内容は全然違います!『Another』の方がホラー要素が強く、そして血もよく流れます。

誰が「Another」なのか、あなたは分かりますか?

『悪の教典』 貴志祐介

悪の教典 上 (文春文庫) [ 貴志 祐介 ]

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都合が悪いなら殺してしまえばいい。生徒人気が高い魅力的な担任教師が、冷徹な殺人鬼に変貌する。

学校で、サイコパスな先生が生徒を殺しまくる話です。

何でもないことのように生徒を殺していく先生が怖い。

『残穢』 小野不由美

残穢/小野不由美

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転居したばかりの部屋、ここは何かがおかしい。怪異を調べるうち、ある因縁に辿り着く。怨みを伴う死は「穢れ」となり、伝染していく。

本当にありそうな怖い話です。むしろ小野不由美さんの経験談なのでは?と疑ってしまいます。

あなたが今住んでいるその場所、「穢れ」に伝染していないと言い切れますか?

『ぼきわんが、来る』 澤村伊智

ぼぎわんが、来る [ 澤村伊智 ]

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子供のころに家へきた「ぼぎわん」。家庭を持ち、子供が生まれた今、ふたたびやたつが来る。

妖怪ホラーです。

章ごとに主人公が変わるのですが、第一章終わりのどんでん返しが素晴らしいです、ぞっとします。してやられました。

澤村伊智『ぼぎわんが、来る』子供の頃に知ったあいつが、大人になった今、迎えに来た。

『ずうのめ人形』 澤村伊智

ずうのめ人形 /澤村伊智

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凄惨な変死体とそこから見つかった私小説原稿。原稿を読んだものは「ずうのめ人形」に呪われる?日ごとに距離を縮めてくる人形から逃げる手立てはあるのか。

呪いにもいろいろありますが、『ずうのめ人形』はとても理不尽な呪いです。何も悪くないのに感染しちゃう、そんな呪いです。

澤村伊智『ずうのめ人形』日ごとに近付いてくる呪いの人形。理不尽な呪いからあなたは逃れることができるか?

『恐怖小説 キリカ』 澤村伊智

キリカ 恐怖小説/ 澤村伊智/著

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ホラー大賞を受賞し、「ぼぎわんが、来る」でデビューした香川。しかしその直後から友人から嫌がらせを受けるように。家にまで来るようになった友人に、香川と妻・キリカの秘密がばれてしまい…

著者本人の私小説風、恐怖小説です。ホラー大賞の受賞など、現実と思われる出来事がある一方で、「さすがにこれはフィクションやな(フィクションじゃなかったら澤村さんとっくに逮捕されてる…はず)」と思う箇所もあります。

怖いのは、フィクションかリアルか分からない境目。澤村さん、どこまでが本当なんですか…?

澤村伊智『恐怖小説 キリカ』日常に忍び込むサスペンスホラー。どこまでが現実で、どこからが小説か?

以上、おすすめのホラー小説をご紹介しました。読みたい本が見つかれば幸いです。

ホラーは日が出ているうちに読むに限るよね。

こちらの記事は随時更新していきます。

読んでくれてありがとう!ほんじゃあね!

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