『TENGU』柴田哲孝|犯人は「人間もしくはきわめてそれに近い生物」

こんにちは、なぎさです。

本日は柴田哲孝さん著作、『TENGU』をご紹介します。

人間の仕業?それとも別の生き物?最後まで犯人が見えないスリリングな推理小説です。

あらすじ

数世帯しか村民がいない小さな村。そこで起きた凄惨な殺人事件。被害者は大きな手で頭を握りつぶされたようだった。

人間技とは思えない殺しの現場、何かを隠している警察上層部、見え隠れするアメリカ軍の存在。

果たして犯人は人間なのか、それともTENGUなのか?

記者・道平が事件を追う。

著者の前作はノンフィクション

著者の柴田哲孝さんにとって、本作は2作目。前作は下山事件を扱ったノンフィクションでした。

下山事件 最後の証言[ 柴田哲孝 ]

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そして本作『TENGU』も、記者が事件を追う、というかたちでノンフィクショナルな雰囲気を持った小説です。

何が言いたいかと言うと、ありえないことが起こっているのに、「これは本当にあったことなのか?」そう思わせる小説だということです。

最後まで見えない犯人の存在

非常に倫理的、現実的な推理が記者の道平によって展開されます。

手に入れた鑑識の資料、DNA鑑定、村人からの聞き込み、など。

が。あらゆる方法を用いても犯人像がはっきりしません。

人間?天狗?それともまったく別の現象?読者は惑わされること間違いなし。

すなわち、驚きとわくわくを楽しめる推理小説ということです。

そしてご安心ください、ラストではちゃんと犯人が明らかにされます。

賛否両論あるであろうラストです。

世界情勢を絡めた壮大なスケール

「本当にあったことなのかな?」と思わせるポイントの一つが、当時の世界情勢をうまく絡めているという点。

これにより現実味がぐっと増してます。

世界ぐるみの陰謀説とか好きな人は、ぜひ、どうぞ!

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読んでくれてありがと★

ほんじゃあね!