『祈りの幕が下りる時』東野圭吾[ネタバレ注意]

こんにちは、なぎさです。

本日は東野圭吾さん著作『祈りの幕が下りる時』をご紹介します。

ネタバレ記事なので未読の方はご注意ください!

あらすじ

質素な部屋から見つかった絞殺死体。身元は分かったが部屋の主との関係性が分からない。

ばらばらに見えた事件が関係性を持ち、やがて数十年前の罪と、想像を絶する親子の人生を明らかにする。

さらには刑事・加賀の人生も関わっていた。

事件を時系列にまとめてみた

このミステリー、登場人物の関連性がポイントですが、こんがらがってしまいそうなので時系列にまとめてみました。

横にスクロールしてみてください。

浅居博美浅居忠雄(=綿部/横山/越川)加賀恭一郎田島百合子押谷道子苗村先生
夜逃げ、石川県へ同左浅居博美と同じ学校へ通う
高校卒業、東京へ「横山」として原子力発電で働く母親が消える加賀恭一郎を置いて仙台へ浅居博美を追い駆けて東京へ
苗村先生を殺害死亡
結婚や離婚
加賀恭一郎の住所を調べ、浅居忠雄へ報告「綿部」として田島百合子と親密な関係に。
加賀恭一郎の住所を調べるよう浅居博美に依頼
浅居忠雄と親密に。
加賀恭一郎に身の上を話す
母親の遺品を引き取る。
橋のメモを見つけ、日本橋署へ移動希望
逝去
加賀恭一郎に会いに行く剣道教室で浅居博美と知り合う
明治座で開幕
押谷道子が会いに来るも母親に会うことを拒否押谷道子殺害母親のことを報せに浅居博美へ会いに行く。
同日、浅居忠雄を見つけ、死亡。
浅居忠雄殺害死亡
遺体が押谷道子と分かり、警察が来る押谷道子殺人事件の捜査に加わる

相関図も作ってみた

時系列で分かりずらいところは、相関図で理解を補えるかと思い、作ってみました。

『曾根崎心中』は実在の演目

浅居博美が監督した『曾根崎心中』は近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃の演目です。

それをアレンジした『異聞・曾根崎心中』は恐らく東野圭吾さんオリジナルと思われます。

『曾根崎心中』は『祈りの幕が下りる時』で簡単に説明されている通り、お初と徳兵衛が恋を全うする物語です。今世でどうしても一緒になることができない二人は、来世で結ばれることを誓い心中します。

(ちなみに二人が心中した場所は、今でも「お初天神」と呼ばれています@大阪)

心中こそしなかったけど、博美が徳兵衛で忠雄がお初なんですね…切ない。

ということで、今回は読んだ人を対象に記事を書きました。

ネタバレしてしまった人、すみません。

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ほんじゃあね!