こんにちは、なぎさです。
日向理恵子さん著者『火狩りの王』続刊が出ましたね!
今回もわくわくする世界観です!
まずは一巻のおさらいから。
※一巻をまだ読んでない、という方はこちらの記事をどうぞ▼
あらすじ
第一巻<春ノ火>おさらい
灯子(とうこ)を助けた火狩りは、狩犬「かなた」と狩り鎌を残して死んでしまった。灯子は火狩りの家族に遺品の犬と鎌を届けるべく、首都を目指す。
都へ向かう「回収車」へ乗せてもらった灯子。しかし回収車は炎魔に襲われ乗組員はほとんど死んでしまう。
何とか逃げおおせた灯子は、厄払いの花嫁・火穂、回収車の乗組員・照三(しょうぞう)、火狩り・明楽(あきら)、<蜘蛛>の捨て子・クンの5人で首都を目指す。
一方、首都。
父親が灯子を助けて死んでいるとは知らず、煌四(こうし)と妹の緋名子(ひなこ)は母親が病死し、悲嘆に暮れていた。
そんな兄妹に手を差し伸べたのが首都の富豪・油百七(ゆおしち)である。
しかし油百七が手を差し伸べたのは親切心でなく、火狩りの息子である煌四に武器開発をさせるためであった。
第二巻<影ノ火>あらすじ
命からがら首都へ到着した灯子たち。一同は照三の家に身を寄せる。
灯子は煌四と緋名子にかなたと鎌を届けることができるのか。明楽は神々に手紙を届けることができるのか。
一方で煌四が造る武器も完成に近付いていた。しかし煌四はとんでもないことに手を出している気がして心が晴れない。本当にこの武器が首都を守るのだろうか。それとも・・・?
武器の完成。蜘蛛の侵略。そして揺るる火。見え隠れする<神>の姿とその思惑。
人類最終戦争後の世界は、なぜこんなにも生き辛いのか。
煌四と灯子が世界の謎に迫る!
事態が大きく動く…?!
ように見せかけてまだ動かないですね!
でもね二巻のラストは「うおっ?!とうとう?!」という感じで終わって三巻が楽しみで堪らない。
三巻は一切合切が大きく動くよ!(一読者が偉そうにすみません)
二巻では世界の成り立ちに関して、ベールが少しずつ剥がされますね。謎が少しずつ明かされていく感じ、大好き。
どこまで「神」の意思が介入した世界なのか。
そもそも「神」がなんなのか。
残念ながら「神」が何なのかは分からないんですけど、本書では神の一人がその姿を人間の前に表してくれますよ。
怪しすぎる燠火家
一巻目から何やら含むところが多すぎる燠火家。今回も怪しさ満点ですねぇ。
主人の油百七が欲深過ぎるのは分かってるけど相変わらず明確な目的が読めない…
そして一人娘の綺羅ね。ヒステリックマザーの火華と似ても似つかないのですが、え、本当に実の娘なの??
この子がいい子でねぇ、才色兼備の優しい子で。裏があるんちゃいますのん?と思ってしまうのは私が穿ち過ぎかしら、おほほ。
そして妹の緋名子。
まさか緋名子がねぇ…ねぇ??あんな、あんなことにねぇ~?
本書を読了した方なら分かって下さいますよね。この件の黒幕も誰だか分かっていません。
私としてはここに綺羅が絡んでるんじゃないかなぁと…(綺羅腹黒説)
上記でも書きましたけど、第三巻では事態が大きく動くこと間違いなし!
あぁ~早く続刊でないかな~

火狩りの王〈二〉 影ノ火 [ 日向 理恵子 ]
読んでくれてありがとうねー☆
ほんじゃあね!
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