歌野晶午『絶望ノート』いじめの主犯格を殺したのは神様?

こんにちは、なぎさです。

本日ご紹介するのは歌野晶午さんの『絶望ノート』です。

ミステリーです。いじめの描写と感情のうねりが生々しい。

あらすじ

中学二年生の太刀川照音(たちかわしょおん)はいじめの悲しみと辛さを日記につけ始めた。

あまりの辛さにいじめの主犯格を「殺してください」と綴る。

すると本当に死んでしまった。しかしいじめは止まらない。

照音はまた願いを綴る。願いが現実になる。予想を超える形で。

照音の願いを叶えているのは神様?それとも・・・

いじめが壮絶すぎる

照音がいじめの被害を切々と日記に綴るわけですが、その内容が壮絶すぎる。

心の声が悲痛すぎる。

中学生ってなんて不器用な年頃なんだろう。

でもそうだよね、親にも先生にも言えないよね。

中学生の世界ってほんと狭くて窒息しちゃいそうだよね。

今こうして大人になって思うのは、残酷なこと。

いじめを告白されても解決法思い浮かばないよね、ってこと。

「いじめはだめだ」って学級会開いたところで解決しない、そんなこと分かってるもんね。火に油注ぐだけって知ってるもんね。

でも妙案もないから開いちゃうんだろうな。

結局「転校」か「当人同士で解決」か「ひたすら耐える」しかないのかな。

「転校」は親に言わなきゃいけないし家庭事情もあるから除外されやすい。

直接対決か、耐えるか。後者選んじゃうよね~

「大人に頼れ」っていうけど大人だって答えはもってない。子供もそれは分かっている。

どんでん返しの連続

本書はいじめの酷さを伝える小説ではありません。

ミステリーです!

後半に進むにつれてどんでん返しが頻発します。

もうね、もうね、

読了した方の中で照音くんのことが好きな人はいますか?!

ぐらいのどんでん返しですよ。

イヤミス好きな人にもおすすめできます。

絶望ノート (幻冬舎文庫) [ 歌野晶午 ]

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ほんなら、読んでみんしゃいね~★

ほんじゃあね!