『ノースライト』横山秀夫|ミステリーとして読める仕事小説

こんにちは。なぎさです。

本屋大賞候補に挙がっている『ノースライト』をご紹介したいと思います。

著者は『半落ち』や『64』など、刑事ものミステリーに定評のある横山秀夫さんです。

動画でサクッと紹介

読むのが面倒という方は、こちらで。5分半の動画です。

【本屋大賞ノミネート】『ノースライト』横山秀夫|ミステリーであり仕事小説

あらすじ

一級建築士の青瀬が設計した、信濃追分の「Y邸」。

「Y邸」は青瀬にとっても特別な家だった。

「あなたが住みたいと思った家を建ててください」

熱意を以て創り上げた家は周りからの評価も高かった。

しかし

「誰も住んでいないみたいなんです」

家の引き渡しではあんなに喜んでいた依頼主。

なのに引っ越してきた様子がない。

一家はどこへ行った?

なぜ青瀬に設計を依頼したのか?

消えた家族の謎と共に語られる創り出すことへの熱意。

ミステリー仕立ての仕事小説

作り手の熱い気持ちが詰まった物語でした。

家を創る青瀬と、小説を書いてる著者の姿が重なります。

「自分が納得できるものを作ったのか」

「心の隙間を埋めるために創りつづける」

生み出すことへの熱意と創った後の逡巡・迷い。

作品に対する複雑な気持ち。

生み出す原動力となる心のエネルギー。

そういうら作り手の気持ちがひしひしと伝わってきてなんか泣いた😂

小説を書こうとしてる私からすると羨ましい。

書き上げた話を読んで「なんか違うな」っていつも思う。

私には熱意が足りないのか・・・?

青瀬を雇ってる建築事務所の所長と気持ちダブるわ。

この所長さんも青瀬と同じ一級建築士なんだけど、青瀬の才能や「Y邸」を羨ましく思ってる。

でもそれを素直に認められない。

近くに「創り上げた人」がいると意固地になるというか、妬みが抑えられないというか。

分かってたけど、「創り上げた人」にも苦しみはあるんだなって、本書からよく伝わった。

気になったら読んでみてね~。

ほんじゃね!