読書記録『カッコーの歌』フランシス・ハーディング

こんにちは、なぎさです。

今回ご紹介するのは洋物ファンタジーです。

フランシス・ハーディングさん著作『カッコーの歌』。

健全だけど不穏な物語の始まりにわくわくしました。

読み始めからぐぐぅと引き付けられるファンタジーです。

日常に潜む異世界も大好き。

あらすじ

目が醒めたトリスは記憶が曖昧だった。

どうやら池に落ちた後、熱を出して寝込んでいたらしい。

いつものように心配してくれるパパとママ。

だけど妹のペンが叫んだ。

「にせもの!私は騙されないから!」

私はトリスのはず。だけど何かがおかしい。身体も記憶も。

私は何者?

あいまいなこと

曖昧なこと。はっきりしないこと。

この物語りのテーマの一つです。

主人公のトリス自身、曖昧な存在になってしまったわけだしね。

世間は白黒はっきりさせるのが好きだけど、曖昧も必要なんじゃない?

なにもかもクリアに見えなきゃいけないかな?

曖昧だからうまくいくこともあるでしょう。

曖昧な方が気楽なこともあるでしょう。

曖昧なら曖昧でいいんじゃない?

人間関係もそう。

この物語りでは家族という人間関係が取り上げられているけど、

いつもいつも問題をきっぱりくっきり善悪に分けて解決しようとすると、ひずんでしまう。

善悪で分けられないこともある。

はっきりきっぱり片付けられない問題もある。

曖昧なまま、受け入れらるようになるまで放置するのもいいじゃない。

曖昧、って必要だなぁと思ったよ。

カリカリしないで生きていこうぜ。

ほんじゃあね!