リア充なのに破局の足音『破局』遠野遥

こんにちは、なぎさです。

本日ご紹介するのは、2020年上半期芥川賞を受賞した、遠野遥さん著作『破局』です。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

アルファポリスにて長編小説『竹取.com』を連載中!

令和時代にカグヤ姫が現われ、インフルエンサーになる現代ファンタジーです。

無料で読めます。

こちらからどうぞ

https://www.alphapolis.co.jp/novel/518795634/67377194

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

動画でサクッと紹介

動画で『破局』をご紹介します。5分半の動画です。

2020年芥川賞『破局』遠野遥

あらすじ

主人公は大学四年生の青年。

彼女がいて、体は鍛え抜かれ、進路は明確でそれに向けての努力を日々怠らない。

いわゆるリア充である。

そんな青年の日常を描いた小説。

リア充…?

特徴だけを取り上げれば主人公の彼は間違いなくリア充である。

すべてがうまく回っている。

努力も実って、希望通りの進路に進めそうだ。

なのに、なのに……

何かがいびつなような……?

破局の足音がする?

そんな不協和音を感じる小説でした。

ゆとりの共感

なぎさは何を隠そうゆとり世代であります。

ゆとり世代というのは感情的になることを嫌がる風潮があります。

怒ったり嫉妬に駆られたり、そういうのを人目をはばからず放出しちゃうのがダサい、恥ずかしい、はしたない。

そういう感覚。

この青年には似たものを感じる……

淡々と積み重ねられていく日々の下に、蓋をされた感情。

抑圧された感情がいびつさを感じさせるのかしら。

作者もゆとり世代だと思うのよね。

91年生まれだし。

「ゆとり嫌い」っていう人に敢えて読んでほしい。

ほんじゃあね!